国家について考える

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プーチンと核のボタン

プーチンは核のボタンを押さないというが。

 

news.yahoo.co.jp

ところが、これまた露政権の内幕に強い政治評論家、アンドレイ・ピオントコフスキー氏は、10月17日配信の動画インタビューで「露大統領が核兵器を用いる可能性はほとんどゼロだ」と、ソロヴェイ氏とは真逆の判断を示した。理由の1つに、米側からの報復攻撃により「露大統領自身の殺害を狙うと宣告されたからだ」と指摘する。

 一方、露対外情報庁(SVR)筋による内部情報流しのチャンネルとも噂されるソーシャルメディアSVR将軍」によると、露政権は10月7~20日の約2週間、自国内で実戦使用の前に核弾頭の性能を確認する爆発実験を7回計画していた、という。米欧が、度重なる核実験の試みを検知していたかは不明だが、事実とすれば、プーチン大統領核兵器使用への執念が本物であることを示すものではある。

 ただし、7回の計画のうち実際に核弾頭が作動したのは2回だけで、それも技術的に成功とはいえず、あとの5回は計画そのものが延期されたという。「SVR将軍」の情報は、プーチン氏による核使用の実現可能性への疑念を浮上させる側面も併せ持つが、それについては後述する。